
DTSに対しドルビーは音声圧縮率が高くなっています。その為、ドルビーエンコードでは低いデータレートでサラウンドを実現しています。 その一方、DTSの低圧縮エンコードの方が、よりオリジナルに近いサウンドクオリティーを維持しています。
DTSは、マスタークオリティーで5.1チャンネルサラウンドに特化しており、DVDの規格上ではオプションと定義されています。従来のDVDタイトルの多くは、ステレオやモノラルのサウンドトラックを採用しており、映像品質の向上に着目していました。 現在では、消費者の強い要望により、サウンドクオリティーの重要性を再認識し、DTSサラウンドを収録するようになりました。 また、DTSサラウンドを収録することでDVDに付加価値をつけるケースも増えています。
DTSサウンドトラックが収録のDVDは、一般のCD/DVD販売店やインターネット上のオンラインショップで購入することができます。但し、同一タイトルでもDTSに対応していないものなどもありますのでご購入される祭には製品パッケージや説明をご覧下さい。
オーディオ・ビジュアル専門店や一部CD/DVD販売店、インターネット上のオンラインショップで購入することができます。また、弊社ウェブサイトじょうからもDTS-CDをご注文することができます。
ES:エクステンデッドサラウンドとは、従来の5.1チャンネルサラウンドにセンターサラウンドチャンネルを付加した新たなサラウンド方式です。 DTS-ESでは、マスタークオリティーで6.1チャンネルディスクリートサラウンドを実現する唯一の家庭用フォーマットです。(DTS-ES 6.1チャンネルにはマトリックスとディスクリートの2種類があります。)なお、DTS-ESは既存の5.1チャンネルデコーダーと完全な互換性を有しています。
DTS Neo:6とはDTS社独自のマトリックスデコーダーです。VHSやテレビ放送、CD、DVDなどのあらゆる2チャンネルソースを5または6チャンネル化し、ユーザーのマルチチャンネルシステムにて再生する技術です。DTS Neo:6は、優れたセパレーション持ち、ソースによって、シネマやミュージックといったモードが用意されています。 また、Neo:6はDTS-ES 6.1マトリックス時にセンターサラウンドを生成するデコーダーとしても機能しています。
現在の多くのレコーディング現場では96kHzサンプリング/24Bitで行われています。ここでDTSでは既に有していた24Bitエンコード処理をさらに拡張させ、究極のマスタークオリティーを追求すべく、96kHz/24Bitエンコードを開発しました。
DTSエンコードシステムは、“コア + エクステンション”で構成されており、“コア”にはDTSエンコードされたサウンドデータが、“エクステンション”には、データやアプリケーションのタイプなどの情報が入っており、将来の新たなフォーマットにも対応することができるようになっています。 全てのDTSデコーダーでは、コアデータを認識することでデコードしています。基本的なデコーダーは、テクステンションを無視していますが、高機能なデコーダーでは、エクステンションデータを認識することで、あらゆる互換性を図ることができます。 最近では、DTSは2つのエクステンションデータを追加しました。一つは、DTS-ES 6.1ディスクリート/マトリックスサラウンドで、もう一つがDTS 96/24です。既存のデコーダーでは、コアデータの48kHzサンプリングのデータをデコードしますが、DTS 96/24デコーダーでは、コアとエクステンションの2つのデータを読み出し、拡張されたスペクトラムを再現します。なお、DTS 96/24ではDTSの2種類あるうちの1.536Mbpsの高伝送レートを使用しています。