

XD10Pは、アナログ音源とデジタル音源の両方を正確に再生するために設計しました。最も要求の厳しい映画環境にも十分に対応できる処理能力を備えています。この1台で最大の費用対効果を得ることができるよう設計されています。とりわけ、DTS XD10シネマ・メディア・プレイヤーとあわせて使用すると、あらゆる再生条件に対応できる、操作も統合された使い勝手のよいセットを構成することができます。
XD10Pは、最大8チャンネルの高音質サラウンドサウンドを供給するため、マトリクス・デコーダー、イコライゼーション、ノイズリダクション、マスター出力ゲインなどの機能を備えています。各チャンネルには、それぞれスクリーン・チャンネルとサラウンド・チャンネル用に1/3オクターブのEQとサブウーファー用にパラメトリックEQを備えたバス・トレブルコントロールを装備しています。マトリクス・デコードも、イコライゼーション、A-タイプとSR-タイプのノイズリダクションも、最大限の柔軟性と広帯域の音質を保持するため全てデジタル領域で処理され、全チャンネルにフルレンジの出力を備えています。
AチェーンとBチェーンの調整は、WindowsRベースのXD10Pセットアップ・プログラムでEQの設定値をひとつのチャンネルから別のチャンネルにコピーする機能をつかって素早く簡単に設定を完成させることが可能です。プロセッサーの設定値は、PCへダウンロードして、別のXD10Pへのコピーができ、またオリジナルの設定値を保持するためにバックアップとして保存することも可能です。PCでのバックアップに加え、XD10Pのコントロール基板上に搭載されたメモリモジュールを利用することもできます。このメモリモジュールにも設定値を保存でき、1台のXD10Pから別のXD10Pへ設定値データを移動させてその値を読み込ませられます。
XD10Pは、設置取り付けと保守に関しても入念に設計しました。信号処理はすべて、フロントパネルを取り外して簡単に触ることのできる3枚のプラグインボード上で実行されます。マトリクス・デコーダーが使用されているときは、セットアッププログラムが、ノンシンクトリムとサラウンドチャンネルを調整します。
アンバランス入力でラインレベルのノンシンクソースは、RCAジャックの2ペアのうちの1つに接続できます。2つのステータス/コントロールコネクターは、シアターオートメーションシステムや外部のデジタル再生機器とのインターフェースになります。いうまでもなく、DTS5.1チャンネルのデジタル再生は標準です。